2022年になりました。
皆様、明けましておめでとうございます。
昨年の前半はパルスアイの開発を行い、7月にパルスアイをリリースできました。その後、機能改善を続けながら、徐々にご利用いただく企業様も増えて参りました。従業員満足度調査システム/エンゲージメントサーベイとしては一定の機能は実装できたと考えておりますが、まだまだ発展途上のサービスですので、今後ますます充実させていきたいと考えております。
お客様各位におかれましては、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
「パルスアイ」のプロダクト・ビジョン
リリース後、丁度半年ということもあり、本日は、組織改善ツール「パルスアイ」のプロダクト・ビジョンについて触れたいと思います。
パルスアイは、いわゆる従業員エンゲージメントサーベイの1種であることに間違いはないのですが、”調査をして診断する”ことを目的と捉えていません。
パルスアイを導入いただくことのゴールは、「会社の業績向上」です。導入いただくことで、売上が成長する、利益が増えるという結果につながってこそ、真に有益なエンゲージメントサーベイたり得ると考えています。
しかしながら、パルスアイという組織診断サービスを導入するだけで、直接的に会社の業績向上につながることはあり得ません。ツール自体の機能は、社員(従業員)視点で、会社・部署・個人の現状と課題を見える化する、ことになりますので、ツール(道具)としてどう使っていくかが重要となります。
では、パルスアイというツールを導入いただくことで、どういう変化をもたらしたいかといえば、クライアント企業を「強い組織」にすること、だと考えています。我々の考えている強い組織とは、
・離職率が低い(望まぬ社員の退職が限りなく少ない)
・マネージャーが成長している/成長できる
・社員のエンゲージメントが高い
組織です。
私の過去のマネジメント経験を振り返ってみても、会社や事業が停滞した時の理由は、①有望な社員が退職してしまう、②マネージャーのマネジメント能力が低い、③社員のエンゲージメントが低い、のどれかが発生していました。逆に、この3つが解決できていれば、成長している強い組織だと思いますし、継続的に良い業績を出す地力がある会社と言えるのだと思います。
とすれば、パルスアイが今後提供すべき機能は、
・社員の離職率低下に役立つ(望まぬ退職を防げる)
・マネージャーの成長につながる(成長を後押しする)
・社員のエンゲージメントを高める(高めるために何をすればよいかわかる)
のはずです。
パルスアイの提供する機能として、組織診断を行うためのサーベイ部分が土台(1階)とすれば、上記の付加価値部分(2階)が、他社サービスとの差別化につながると考えています。
2022年のプロダクト開発の方針
このようなパルスアイのプロダクト・ビジョンを踏まえて、今年のプロダクト開発の方針は、「強い組織につながる付加価値提供」です。
今年は、「離職率改善」「マネージャーの成長」「社員のエンゲージメント向上」につながる機能を充実させていきたいと思います。
その第1弾として、(おそらく)2月にPDCA支援機能(仮称:PDCAノート)、3月〜4月に退職リスク改善機能(仮称:フォロー記録)のリリースを予定しています。
PDCA支援機能は、マネージャーの部署マネジメントを支えるために、PDCAを回しやすくするための機能で、PLAN(現状分析と計画策定) > DO(施策の実行) > CHECK & ACTION(評価と改善)を通して、スコア改善を目指します。
退職リスク改善機能は、退職リスクのある社員(従業員)へのフォロー内容を記録し、その変化をモニタリングすることで、会社として組織的に、望まぬ離職が起きないようにするための機能となります。
クライアント企業のご期待に添えるよう、今年も最大限の努力を続けて参りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
株式会社ジャンプスタートパートナーズ 代表取締役 安藤達裕