今回は、PDCAノートのCHECK&ACTION(評価と改善)の作成方法についてまとめます。

CHECK&ACTION(評価と改善)の作成方法

PLAN(現状分析と計画策定)の後は、毎月、DO(施策の実行)の振り返りを行っていきますが、 CHECK&ACTION(評価と改善)は、策定した計画の終了月(最終月)など、区切りの良いタイミングで行います。つまり、策定した計画の完了時の総括を行うイメージですが、策定した計画が長期にわたる場合は、途中でCHECK&ACTIONを入れてもいいでしょう。

「CHECK & ACTIONを記入する」ボタンをクリックすると、モーダルウィンドウが開きますが、まずは作成月を選びます。総括を行う対象月を選択してください。

施策の実行状況では、記入方法はDOと同じですが、1ヶ月を振り返るのではなく、計画全体を振り返ります。なので、全ての施策(タスク)について、改めて評価を行いましょう。

「スコアの改善状況」では、PLAN策定時からのスコア変化と、目標スコアの達成状況が表示されます。
(※月の前半(15日以前)に入力する場合は、当月のスコアがないためデータが表示されないことがあります。その場合は、15日までお待ちください)

「改善点の整理」では、一連のPDCAサイクル全体を振り返って、今後に活かすべき事項を、KPTの3つの視点でまとめます。
KPTとは、KPT法とも言われますが、プロジェクトにおける振り返りの手法であり、「Keep:成果があり継続するべきこと」「Problem:問題があり改善するべきこと」「Try:次に取り組むこと・試したいこと」の頭文字を並べたものです。プロジェクトの成果や課題、改善事項を明らかにするとともに、チーム力を高める効果もあります(詳しくはこちらをご参照ください)

KPTは、計画全体を振り返ることで、部署が今後新たな計画の策定を行う際に、さらに質の高い実行につなげていくためのものです。マネージャー自身で整理・記入してもいいですし、部署内でミーティングを開いて、メンバー同士で認識を揃えながらKPIを議論してまとめるのも効果的です。

記入が終われば、「登録する」をクリックして、完了になります。

CHECK&ACTION(評価と改善)のサンプル

こちらが、CHECK&ACTION(評価と改善)のサンプルになります。

CHECK&ACTION(評価と改善)の入力が終われば、PDCAの1サイクルが完了となります。別のテーマ(項目)に移ってもいいですし、同じテーマ(項目)で改めて計画策定するのもいいでしょう。

ポイントとしては、同時並行で多くを進めようとはせず、改善すべきテーマ(項目)を絞って取り組むことでより成果に繋げやすくなると思います。