パルスアイでは、2022年6月度の調査より、サーベイ内容をアップデートしますので、お知らせいたします。
具体的には、クライアント企業が対策・改善の取り組みを実施しやすくすることを目的に、いくつかの質問項目を見直しました。また、退職リスク判定のロジックなど各種カテゴリースコアの算出ロジックを強化し、より高い精度で判定できるよう変更を行いました。

質問項目の見直し

アクショナブルな(実行に移せる)質問項目へと進化することを目的に、以下の通り、いくつかの質問項目の改廃を行いました。

新たに加えた質問項目

「職場環境・設備・ツール」:職場環境、オフィス設備、ITツール等の充実度を把握するため
「責任と権限」:責任範囲の明確化と適切な権限委譲ができているかを把握するため
「福利厚生・イベント」:年に1回、福利厚生全般に対する満足度を把握するため

項目名を変更した質問項目

「相互信頼とサポート」→「周囲からのサポート」
「上司への信頼」→「上司との信頼関係」
「評価基準・評価方法」→「評価基準の明確さ」
「貢献に見合った報酬」→「報酬水準」
「会社の未来」→「経営陣のリーダーシップ」

廃止した質問項目

「中長期的な安心・安定感」:内容の抽象度が高く、対策しづらいため
「仕事のやりがい」:「仕事内容」の質問と重複しているため
「経営判断と事業運営」:従業員が必ずしも評価できる情報を持ち合わせていないため

退職リスク判定のロジック強化

パルスアイでは、理論的な裏付けのある調査手法を採用し、業績向上や生産性改善の影響度が高いカテゴリースコアを算出しています。
このカテゴリースコアについて、過去1年の実績データを分析することで、より精度の高い判定ができるようにするため、全般的に算出ロジックのアップデートを行いました。

特に、退職リスク判定については、従来からAI(機械学習モデル)を用いたスコア算出を行っていましたが、過去1年の実際の退職者のデータを解析することで、より複雑なスコア算出モデルに変更を行いました。これにより、退職リスク判定の精度はさらに高まることとなります。