こんにちは、パルスアイ代表の安藤です。
この度、年初から開発を進めていたパルスアイ タレントマネジメント(略称:パルスアイTM)を正式にリリースすることができました。また、評価管理機能のリリースを併せて行いましたので、今回は新リリースを中心にお伝えしたいと思います。
パルスアイ タレントマネジメントを正式リリース
パルスアイ タレントマネジメントは、「パルスアイ」の姉妹サービスという位置付けで、今回正式に新サービスとしてリリースしました。パルスアイ タレントマネジメントは、「シンプルなUI/UX」「豊富なカスタマイズ」「高コストパフォーマンス」が特徴で、どのような中小企業でも、導入しやすく&使いやすいタレントマネジメントシステムとなっています。勿論、「パルスアイ」の導入企業様も利用可能です。
パルスアイ タレントマネジメントのLP(サービス紹介サイト)は、こちらとなります。

パルスアイ タレントマネジメントは、経営資源が限られている中小企業のために作られたタレントマネジメントシステム(人事管理システム)でして、下図に示す機能群を利用することができます。 中小企業の「社員のスキル・経験・実績を活かせていない」「効率的な採用活動ができていない」「社員が納得する人事評価ができていない」といった悩みを解決します。

なお今回のサービスリリースに伴い、採用支援機能は「パルスアイ タレントマネジメント」側の機能という位置付けになりましたので、「パルスアイ」のサイドメニューでは非表示となっております。
利用方法と料金
パルスアイ タレントマネジメントは、スタンドアロンの(独立した)サービスとして運用されますが、既にパルスアイを導入していただいている企業様にもご利用いただくことが可能です。但し、パルスアイ タレントマネジメントを利用するには、パルスアイ「PDCAプラン」のご契約が必要です。
※「パルスサーベイプラン」「スタンダードプラン」ご利用の場合は、「PDCAプラン」へのアップグレードをご検討ください。

パルスアイ タレントマネジメントの利用料金は、PDCAプランでアンケートを毎月配信している場合には、「無料」でご利用いただけます。毎月配信以外の場合は、従業員1人あたり月額100円のオプション料金が発生します。
利用申し込み
パルスアイ タレントマネジメントの利用開始には、別途お申し込みが必要です。お手数お掛けしますが、こちらから、パルスアイ タレントマネジメントの利用開始のご依頼をいただければと思います。
現在PDCAプランご利用のお客様は、リリースキャンペーンとして、2025年9月末までは、オプション料金の発生無しとさせていただきます。毎月配信以外のお客様もお気軽にお申し込みいただき、お試しください。
パルスアイ⇄パルスアイTMの切り替え
パルスアイ タレントマネジメントのお申し込みをいただきますと、利用開始の設定をさせていただきます。
パルスアイのマイページのヘッダー部にTMアイコンが表示されます。TMアイコンをクリックすると、パルスアイ タレントマネジメントを別タブで開きます。また、パルスアイ タレントマネジメントのヘッダー部にあるホームアイコンをクリックすると、パルスアイを別タブで開きます。

必要に応じて、パルスアイとパルスアイ タレントマネジメントをうまく使い分けていただけると嬉しいです。
評価管理機能をリリース
今回、パルスアイ タレントマネジメントの主要機能の1つとして、評価管理機能をリリースしました。
評価管理機能では、社員(従業員)の人事評価の記録(履歴管理)、評価プロセスの共有、評価者への評価依頼、評価シートの作成など人事評価(人事考課)の全般的な管理を行えます。また、ユーザー(マネージャー)に権限設定をすることで、マネージャーも評価履歴や評価プロセスを把握できるようになり、各部署のマネージャーに適切な範囲で評価業務に関わってもらうことが可能となります。(ユーザーに対して権限設定すると、当該ユーザーのサイドメニューに「評価管理」が表示されます)
評価管理機能を利用するに当たっては、事前準備として、まず設定ページから、各種初期設定を行います。初期設定として、評価プロセスの回数の設定、評価結果(評語)の設定、評価者マスタの設定、ユーザー権限の設定などを行います。

次に、評価シートページにて、テンプレートを利用し、自社にあった評価シート(アンケート)を作成します。評価者は、この評価シート(アンケート)に回答する形で、部下に対しての評価を行うことになります。

評価業務の基本的な利用の流れは、①評価年度と評価タームの登録→②被評価者と評価者の登録→③評価者への評価依頼→④評価実施(評価シートの回答)→⑤最終評価の確認 となります。今まで、エクセルやスプレッドシートで行ってきた評価業務を全てオンライン化することができ、評価業務の効率化&高度化を実現します。

各評価タームにおいて、全ての被評価者の最終評価が確定すれば、その評価タームにおける人事評価業務は終了です。

評価管理機能の利用方法の詳細は、こちらで詳細をご確認いただけます。
なお、現在開発を進めている「目標管理機能」は、2025年10月にリリースを予定しております。
AIメンターにChatGPT-5を採用しなかった話
先日、OpenAIが新しいChatGPTモデル「GPT-5」をリリースしました。GPT-5はOpenAI最高性能モデルとして位置付けられており、博士号レベルの知識をもちながらも、ハルシネーション(AIが嘘をつくこと)率が低減されるなど、従来モデルから全体的に性能が高まっているとされています。
しかし、リリースされたGPT-5は、「冷たく機械的」「感情的な相談に不向き」と多くのユーザーから批判的なレビューがなされ、前モデルであるGPT-4oに戻してくれという声が殺到してしまいました。OpenAIのトップであるサム・アルトマンCEOは「GPT-4oの魅力的な要素が、ユーザーにとってどれほど大切なのかを、私たちは確かに低く見積もっていた」と判断の過ちを認め、「GPT-5を、より温かみのあるものにする」と、最新モデルの改修方針を明らかにしました。
パルスアイのAIメンターは、現在ChatGPT-4oを利用しているのですが、最新版のモデル「GPT-5」を採用するかどうか検討しました。結論としては、GPT-5の回答は冗長(長過ぎる)なので、ポイントがわかりづらいという問題があると判断し、GPT-5の採用を見送りました。
一例を示すと、↓こちらは「部下の人事評価を行う上で、公正・公平に判断したいのですが、どうすればいいですか?」という質問に対する、ChatGPT-4oの回答です。

次に、こちらは同じ質問に対する、ChatGPT-5の回答です。

回答文字数で言うと、ChatGPT-4o: 700字、ChatGPT-5: 2,000字と約3倍のボリュームで回答してくれているのですが、その結果、逆に要点が分かりづらくなっており、内容もイマイチな感じになってしまっていました。
おそらく数週間程度で、GPT-5の機能改修がなされますので、実用的にメリットを感じるレベルになった段階で、パルスアイのAIメンターでもGPT-5の採用を再検討することになると思います。
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