こんにちは。今回は、OpenAIによって開発された最新の画像生成AIモデルで、2023年10月からChatGPT(チャットGPT)に統合され、利用可能になったDALL-E3(ダリスリー)を紹介したいと思います。
普段、仕事をする上で、何かしらのフリー素材の画像を探したりしている人にとっては、めちゃくちゃ便利なので、超おすすめなツールとなっております。

DALL-E3を使うためには、ChatGPT PLUS(有料版)が必要

ChatGPTの画像生成機能は、ChatGPTの無料版では利用できず、ChatGPT PLUS(有料版)にプラン変更する必要があります。プラン変更は、簡単で、ChatGPTのトップページにGPT-4のボタンをクリックすると、ChatGPT PLUSへのアップグレード画面が表示されます。料金は、$20ドル/月なので、日本で約3,000円/月となります。

ChatGPT PLUSにアップグレードすると、GPT-4が利用可能となります。GPT-4は、最新版のChatGPTであり、前バージョンのGPT-3.5よりも高性能になっており、以前よりもより正確で自然な回答をするようになっています。

DALL-E3(ダリスリー)を使い始めるためには、1ステップだけ設定が必要です。
「GPT-4」ボタンをクリックして、「DALL-E3」を選択してください。「DALL-E3」に✔️が付いていればOKです。

DALL-E3の使い方は、欲しい画像のイメージをテキストで入力するだけ

DALL-E3の使い方は、超簡単です。「欲しい画像のイメージを日本語で入力するだけ」です。

試しに「男性の上司と女性の部下が、部屋の中で打ち合わせをしています。パソコンを使いながら、分析結果を確認しながら、良いアイデアを探しています。」と入力した時に、生成された画像は以下のものでした。

リアルっぽいイメージ2種と、イラストイメージ2種の計4イメージを提案してくれました。依頼から画像生成までの時間は、数十秒なので、あっという間です。左上のイメージが近いので、これをブラッシュアップしていきます。

「左上がイメージに近いです。二人の後ろに、髭を蓄えた年配の男性を追加してください」と入力すると、次のイメージが出てきました。

画像サイズの修正を依頼すると、対応してくれます。(ピッタリのサイズは作れってくれませんが、おおよそ近しいサイズで画像生成してくれます)

英語の返答が嫌であれば「日本でやりとりお願いできますか?」と依頼します。

背景処理も依頼可能です。

どうやら、日本語のプロンプトを英語に翻訳してから画像生成しているようなので、思ったような修正ができなければ、英語で直接プロンプトを打った方が、思い通りの画像を作りやすい可能性があります。自分のイメージに近づけるために、修正を少しづつ加えていき、理想の画像を作りましょう。

DALL-E3で作れる画像の事例集

コンセプトアート

色々なコンセプトアート作りができます。

プロンプト:黒と白の技術的な描画のコンセプトアートで、敏捷な忍者と巨大なドラゴンとの地上の戦闘シーンを描写しています。その環境は彼らの戦いの余波を示しており、焼けた木々や粉々になった岩が見られます。
プロンプト:黒と白の技術的な描画のコンセプトアートで、氷の海を航行する壮大な探検船を描写しています。近くの氷河には巨大な氷のドラゴンがとまっています。その環境は寒さを強調しており、流氷や吹雪が見られます。
プロンプト:黒と白の技術的な描画のコンセプトアートで、京都にある神社で、桜が咲いていて、大勢の人が参拝をしています

ロゴ

一般的なロゴでよければ、ロゴの作成も依頼できます

一般的なロゴデザインでいいので、ジャンプスタートパートナーズのロゴを作ってください

風景

神々しい富士山をリアルなイメージでお願いします