今回は、パルスアイのストレスチェック機能の利用方法について解説します。
まずは、「ストレスチェックの実施準備」を行います。
※「ストレスチェック」は、PDCAプランのみの機能となっておりますので、パルスサーベイプラン、スタンダードプランの企業様はご利用いただけません。

STEP1. ストレスチェックの実施手順の確認

パルスアイでは、下図の流れでストレスチェックを実施します。ごくごく簡単な設定で、年に1回、厚労省準拠のストレスチェックを実施することができます。
実施準備は、こちらのページから行います。

「ストレスチェック」とは、従業員がストレスに関するアンケートに回答し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査です。従業員がメンタルヘルス不調になることを未然に防止するとともに、職場環境を改善することを目的に実施します。
ストレスチェックは労働安全衛生法により、従業員数50名以上の事業場において1年に1回実施することが義務付けられています。
ストレスチェックの実施手順の詳細は、厚生労働省「ストレスチェック制度導入ガイド」を参照してください

STEP2. ストレスチェックの実施月の設定

パルスアイのストレスチェックは、年に1回、任意の月に実施できます。自社にタイミングの合うストレスチェック実施月をプルダウンから選びます。これで、次回のストレスチェック・アンケートの配信日が表示さます。

ストレスチェック実施月の2日に、対象者宛に回答依頼メールが配信されます。回答期間は2日〜19日までで、10日と18日にリマインドメールが未回答者宛に配信されます。(対象者は、実施月の1日時点で配信設定が”配信対象”となっている登録済み従業員となります)
実施月の20日に、回答者宛にストレスチェックの結果を通知します。同日に、事業者(会社)側も、集団分析結果を閲覧できるようになります。
1月〜12月の間で、ストレスチェックは1回しか実施できません。ストレスチェック実施月を設定すると、毎年自動的にストレスチェックが配信されます。

STEP3. 実施者、事務担当者への権限設定

ストレスチェックの実施前に、ストレスチェックの実施者(産業医や看護師など)、社内の事務担当者の配置を完了させておきましょう。

実施者、事務担当者に対しては、こちらからユーザー追加を行い、「管理者」の権限を付与します。

STEP4. 相談窓口の連絡先情報の登録

従業員が見るストレスチェックの結果(フィードバックシート)に載せる「相談窓口」の連絡先情報を登録します。

「相談窓口」とは、医師による面接指導の申し出先、仕事上の不安・悩み・ストレスについての相談先のことです。
通常は、貴社が契約している産業医(や保健師)、もしくは、社内の事務担当者の連絡先を登録します。

相談窓口のプレビュー(イメージ)

社内の相談窓口は、Eメールか電話番号のどちらかは登録が必須となります。契約されている産業医の先生と相談して、登録する連絡先情報を決めてください。

STEP5. ストレスチェックの対象者設定

実施月の1日時点で、従業員の新規登録・変更ページの配信設定が”配信対象”となっている登録済み従業員が対象となります。

対象者の変更を行う場合は、実施月の1日までに、変更してください。(※通常アンケートの配信対象者から変更したい場合は、実施月の1日に変更を行う必要があります)

STEP6. 従業員向けマイページへの招待

従業員向けマイページへの招待を行うと、従業員は自身のストレスチェックの結果を閲覧できるようになります。従業員マイページへの招待の仕方は、こちらを参照してください。

従業員向けマイページへの招待が済んでいない場合は、こちらから、全従業員に対して招待メールの送信を行ってください。
従業員向けマイページへの招待が完了している場合は、このステップはスキップしてください。

STEP7. 従業員への事前アナウンス

ストレスチェック開始前に、従業員への事前アナウンスをしてください。ストレスチェックアンケートの回答期間中に再度社内アナウンスを行うと、回答率の引き上げに繋がりますので、お勧めいたします。

事務担当者は、ストレスチェック実施月の前月に、従業員にストレスチェック実施の案内を行い、回答していただくよう依頼をしてください。
ストレスチェック実施の社内窓口(連絡先)も合わせて連携すると良いでしょう。

設定は以上です。
一度設定すると、毎年同じタイミングで、ストレスチェックアンケートは自動配信されることとなります。

ストレスチェックを止めたい時は、「ストレスチェックの実施月の設定」で、”実施しない”をチェックしてください。