今回は、ストレスチェックの結果の確認方法、分析の進め方について説明します。
ストレスチェック実施月の2日〜19日が調査期間(アンケート回収期間)となり、同月20日にストレスチェックの集計結果をマイページ上で確認いただけます。(従業員による自身の結果確認は、従業員マイページから確認いただきます)

集団分析

集団分析ページにて、全社員平均のストレス状況を把握できます。特定部署の状況を把握したい場合は、部署を選択してください。

「1. 仕事に関するストレスの原因 」は、従業員が感じているストレスの原因が何に起因しているかを把握することができます。スコアが60未満であれば、ストレスにつながる原因となっており、最もスコアが低い項目から改善が必要と捉えるのが良いでしょう。業界平均スコアとも比較し、自社の水準が許容範囲であるか理解しましょう。

「2. ストレスによって起こる心身の反応」では、ストレスによって、従業員にどのような症状(心身の反応)が起きているかの平均値を把握できます。スコアが低いほど、心身の不調をきたしている従業員が多いことを示唆しています。
60以上であれば大きな問題はないですが、40〜60は黄色信号、40未満は赤信号と捉えるべきでしょう。

「3. 職場や家族からの支援」では、文字通り、職場及び家族から十分なサポートを得られる環境にあると感じているか、従業員の平均値が確認できます。特に、「1. 上司からのサポート」「2. 同僚からのサポート」が60未満の場合は、職場で十分なサポートを得られていない可能性があります。

部署別比較

部署別比較ページでは、部署間のストレス状況の比較が行えます。
ストレスマップでは、デフォルト表示として「仕事の量的な負担」「仕事の裁量・自由度」が選ばれていますが、任意の2項目を選んで、グラフ表示することができます。グラフ右上にあるほど低ストレスであることを示し、グラフ左下にあるほど高ストレスであることを示します。

横軸だけ項目を選択している状態(縦軸:選択してください)にすると、横棒グラフに変わります。特定の項目のみ比較した場合に利用してください。

部署別 ストレスプロフィールでは、各項目の部署スコアの比較を行えます。部署別に見て、特に問題があるのがどこか把握しましょう。

部署別 高ストレス者の状況では、部署別に高ストレス者の人数と割合を把握できます。ベンチマークの全国平均、業種平均と比較して、自社の水準の高低を認識しましょう。

職位別比較

職位別比較ページでは、職位間のストレス状況の比較が行えます。部署別比較ページと同じ分析グラフを利用することが可能です。

PDFレポート

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