パルスアイ タレントマネジメントの人材データベース機能では、従業員の保有スキルを登録・管理することができます。従業員のスキルを登録するには、事前にスキルマスタに登録可能なスキルをマスタ登録しておくことが必要です。そこで、今回は、人材データベースにおけるスキルマスタの新規登録・変更の仕方をお伝えさせていただきます。
なお、スキルマスタ登録の際は、スキルマスタ(雛形)を利用すると便利です。スキルマスタの新規登録用の雛形(テンプレート) はこちらからダウンロードできます。
スキルマスタとは
スキルマスタとは、企業において、従業員が保有しうるスキルの一覧(全種類)のことです。従業員の保有スキルを登録する際には、スキルマスタの中から、選択することになります。

スキルには、大分類と小分類の2分類があり、スキルの親子関係を設定することができます。スキルの親子関係を設定すること、従業員のスキル登録を行う際に、スキルを選びやすくなります。
また、スキル(小分類)には、レベル(習熟度)の概念があり、レベルは1(最低レベル)〜5(最高レベル)の5段階で設定できます。5段階のレベルについて、定義付けをすることで、共通の尺度でレベル判定を行うことができます。
自社において把握・管理したいスキルのマスタ登録を行うことで、従業員本人、および、その上司が共通の基準でスキル登録ができるようになり、会社全体での従業員のスキル保有状況が可視化されます。
スキルの新規登録方法
直接入力で1件ずつ登録する

スキルを1件ずつ手入力で新規登録したい場合は、「直接入力で1件ずつ登録する」をクリックします。
スキルの新規登録モーダルが開くので、先に大分類の(親となる)スキルを登録します。その後、小分類(子となる)スキルを登録し、親スキルに登録済みの大分類スキルを選択します。

スキルレベルの定義は、レベル1(最低レベル)〜レベル5(最高レベル)まで、自社におけるスキルレベルの判断基準として入力します。任意入力となっていますが、従業員のスキル登録をする際に、共通の基準でレベル認定されることが望ましいので、スキルレベルの定義は入力することを推奨しています。
※スキルレベルは、分類=小分類の時のみ、入力可能です。
csvファイルをアップロードする

「csvファイル(雛形)をダウンロードする」をクリックすると、「スキル新規登録用(雛形).csv」がダウンロードされます。

「スキル新規登録用(雛形).csv」を開き、↑のように、登録したいスキル情報を入力していきます。分類(必須)列には、必ず「大分類」「小分類」のどちらかを入力してください。入力後、「csvファイルをアップロードする」をクリックし、当該ファイルをアップロードすると、スキルの一括登録が実行されます。

エラーが発生した場合は、画面上に「エラー:登録できませんでした。」と表示されるので、変更アイコン(✏️)をクリックし、エラー箇所の修正を行います。
スキルの変更方法
直接入力で変更する

スキル情報を、画面上で直接変更したい場合は「直接入力で変更する」をクリックします。クリックすると、表内を変更できるようになるので、変更したい箇所を選択・修正して、「更新する」をクリックすることで、データ更新が実行されます。

スキル名、スキルレベルの列はテキスト入力が可能です。分類、親スキルはプルダウンメニューから選択が可能です。
csvファイルで一括変更する

登録済みのスキル情報を一括変更したい場合は、「現csvデータをダウンロードする」をクリックし、登録済みのスキル一覧データをダウンロードします。ダウンロードした「スキル一括更新用_スキルIDは変更不可.csv」ファイルを開くと、登録済みのスキル一覧データが表示されます。

変更したい箇所を修正して、ファイルの保存をしてください。スキルID列が、データ更新時のキー情報となっているため、スキルID列は絶対に変更しない様にしてください。「csvファイルで一括変更する」をクリックし、当該ファイルをアップロードすると、スキルの一括変更が実行されます。

エラーが発生した場合は、画面上に「エラー:登録できませんでした。」と表示されるので、変更アイコン(✏️)をクリックし、エラー箇所の修正を行います。
人材データベースにおけるスキルマスタの新規登録・変更の仕方の説明は、以上となります。