こんにちは、パルスアイ代表の安藤です。

2026年は、ChatGPTをはじめとする生成AIが「質問に答えるツール」から、実際の仕事を一緒に進める「AIエージェント」へと急速に進化しています。

パルスアイでも、この流れに合わせてAI機能の強化を進めています。

今回は、
・部署や従業員のデータをAIが自動で読み取って分析する機能
・パルスアイの各画面からAIメンターに相談できる機能
・パルスアイTMの人材データをAIで分析する機能
・カスタムサーベイのアンケート雛形機能
など、最近リリースした機能をご紹介したいと思います。
※今回ご紹介する各種機能は、パルスアイのPDCAプランへのご加入が必要です。

パルスアイが目指しているのは、単に「サーベイ結果を見る」ためのサービスではありません。「データを集める → AIが分析する → 課題を発見する → 次のアクションを考える」という組織改善・人材マネジメントの一連の流れを、AIと一緒に進められるサービスを目指しています。

パルスアイのAIメンターを大幅に改善&強化

部署や従業員を指定してAIに分析してもらえます

AIメンターでは、「項目」「部署」「従業員」を選択して質問できるようになりました。

例えば、
「営業部のエンゲージメントが低下している原因は?」
「この1年間で、組織コンディションはどのように変化している?」
「この社員には、どのようなフォローをした方がいい?」
といった質問ができます。

対象となる部署や従業員を選ぶと、過去のサーベイ結果やコンディション、エンゲージメントなど、質問に必要なデータをパルスアイ側で自動的に取得し、AIメンターが分析します。

特におすすめしたいのが、1on1前のAIメンター活用です。
例えば、
「この社員が現在抱えていそうな課題は?」
「今日の1on1では何について話すべき?」
と聞いてみてください。

過去のコンディションやエンゲージメント、仕事内容、人間関係、自由記述、退職リスクなどを参考にしながら、AIメンターが1on1で確認したいポイントやコミュニケーション方法を整理してくれます。
AIの回答をそのまま使う必要はありません。上司が部下について考えたり、対話の準備をしたりするための「壁打ち相手」として使っていただくのがおすすめです。

ほぼ全てのページで、AIメンターを利用できるようになりました

今回のアップデートにより、ダッシュボードや部署別比較、トレンド推移、個人コンディション、1on1支援など、パルスアイの主要な画面(の右下にあるAIボタン)から直接AIメンターを呼び出せるようになりました。

例えば、ダッシュボードを見ながら、
「今月の組織コンディションはどう?」
「エンゲージメントが下がっている原因は?」
「当社の組織の強み・弱みを教えて」
といった質問を、その場でAIメンターに相談できます。

これまでのようにCSVをダウンロードして、生成AIにアップロードして、プロンプトを書いて……という作業は必要ありません。
データを見ていて「これはどういう意味だろう?」と思ったら、その場でAIに聞けるようになりました。

パルスアイTMでもAIメンターを強化しました

パルスアイのタレントマネジメントシステム「パルスアイTM」でも、AIメンターを大幅に強化しています。

例えば、部署を選択して、
・「この部署の特徴を教えて」
・「この部署の人員構成から課題を整理して」
と質問したり、
従業員を選択して、
・「この社員の強みは?」
・「今後どのようなキャリアが考えられる?」
といった相談ができます。

AIメンターは、パルスアイTMに登録されているスキル・経歴・評価などの人材情報を踏まえて回答します。
ChatGPTなどの汎用AIに社員情報を毎回入力するのではなく、パルスアイに蓄積されている自社データを前提にAIと会話できることが特徴です。

カスタムサーベイも大きく改善

アンケート(雛形)を利用することで、360度フィードバックやリファレンスチェックを運用

今回、新たに「アンケート(雛形)を利用する」機能を追加しています。

今回の改善リリースにより、
・自己申告書
・360度フィードバック
・リファレンスチェック
など、あらかじめ用意されたアンケートをベースに、自社用のアンケートを簡単に作成できます。

また、パルスアイのエンゲージメントサーベイの質問項目に対応する追加アンケートの雛形も用意されています。

これまでは「何を質問すればいいのか」「どのような選択肢にすればいいのか」を一から考える必要がありました。今後は雛形を選択して、必要なところだけ自社用に変更すればOKです。アンケート結果はパルスアイ上でクロス集計したり、ローデータをダウンロードして分析したりすることもできます。

「部署」「従業員」を選択するアンケートも作れるようになりました

カスタムサーベイでは、回答形式として新たにプルダウン形式を利用できるようになりました。

さらに、プルダウンの選択肢として、パルスアイに登録されている「部署」や「従業員」をそのまま利用できます。

例えば、
「今回のプロジェクトで最も連携した部署は?」
「表彰したい社員は?」
「1on1を実施した社員は?」
といったアンケートを簡単に作ることができます。

これは地味な改善に見えるかもしれませんが、個人的には結構面白い機能だと思っています。
通常の人材データベースに登録される「所属」「役職」「スキル」「評価」といった情報だけでなく、社員同士の関係性やプロジェクトでの活躍、キャリア希望など、その会社独自の人材データを収集できるようになるからです。

今後、AIを人事やマネジメントに活用していく上では、こうした「自社独自のデータ」がとても重要になってくると考えています。

AI時代になるほど「自社データ」が重要になります

最近、私自身もChatGPTやClaudeを毎日のように使っています。

生成AI自体は、すでに人事制度やマネジメントについて非常に多くの知識を持っています。

しかし、
「うちの会社では、なぜエンゲージメントが下がっているのか?」
「この社員には、どんなフォローが必要なのか?」
「うちの会社で、このプロジェクトに向いている社員は誰なのか?」
といった質問には、一般的な知識だけでは答えられません。

必要になるのが、自社の人材・組織データです。

パルスアイでは毎月のパルスサーベイを通して、
・組織コンディション
・エンゲージメント
・従業員満足度
・退職リスク
・従業員の声
・部署や職位ごとの傾向
・過去からの変化
といったデータを継続的に蓄積しています。

さらにカスタムサーベイやパルスアイTMを利用することで、スキル、経歴、評価、キャリア希望、社内プロジェクトなど、各社独自の人材データも蓄積できます。こうしたデータをAIが参照できるようになることで、一般論ではなく、「自社」「自部署」「この社員」に合わせたAIのアドバイスができるようになります。

個人的には、これがこれからの人事AI活用で非常に重要になってくると思っています。

今後、ChatGPT・Claudeからパルスアイにつながるようにする予定です

今後、ChatGPTやClaudeからパルスアイのデータにアクセスできる「MCP連携」の機能開発を予定しています。

MCP(Model Context Protocol)は、ChatGPTやClaudeなどの生成AIと、外部のサービスやデータを接続するための仕組みです。

この連携が実現すると、例えばChatGPTやClaudeに、
「今月、組織コンディションが低下している部署を教えて」
「営業部のエンゲージメント低下の原因を分析して」
「退職リスクが高まっている社員について、フォローすべきポイントを整理して」
「次のプロジェクトに合いそうな社員を、人材データから探して」
といった質問をすると、パルスアイに蓄積された組織・人材データを参照しながら、回答してもらえるようになります。

つまり、これまでは「パルスアイを開いてAIメンターに相談する」という使い方が中心でしたが、今後は「ChatGPT・Claudeなど、普段使っているAIからパルスアイのデータを活用する」という使い方もできるようにしていく予定です。

パルスアイには、毎月のパルスサーベイを通じて、組織コンディションやエンゲージメント、従業員満足度、退職リスク、自由記述などのデータが継続的に蓄積されています。さらにパルスアイTMを利用している場合は、スキル・経歴・評価・キャリア情報なども含めて活用できます。

これらのデータと、ChatGPTやClaudeの高い推論能力を組み合わせることで、組織分析・1on1・人材配置・育成・離職防止などを、より日常的にAIへ相談できる環境を作っていきたいと考えています。

現在開発を進めていますので、リリース時には改めてご案内します。


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